ポスティングを考えるとき、必ず新聞折込チラシと比較されますが弊社では“異なる販促方法”と位置付けです。
新聞発行部数推移(世帯数からの割合) 日本新聞協会調べ
この調査によれば2014年現在10世帯中4世帯が新聞折込チラシに目を通していないことになります。
新聞通信調査会という団体が「新聞を毎日読んでいますか?」という調査を年代別に行いましたが、結果は以下の通り。
毎日、新聞を読んでいますか?新聞通信調査会調べ
この結果は折込チラシに目を通す人の調査ではないので正確な参考資料にはなりませんが、かなり近い数字になっていると推測できます。20〜40歳代の半数以上、20〜30歳代に限ると6割以上の人が折込チラシに目を通していないであろうと考えられます。
新聞はWebニュースよりも内容が豊富で説明も詳細なので知識を得る上では重要なツールだと思っていますが、残念なことに新聞離れが進んでいるのは事実です。
未だ新聞購読率が高かった1990年代まではポスティングと新聞折込チラシは同じ販促方法として考えられていました。 しかし1997年をピークに新聞購読率が下降線となり半数近い人が新聞を購読していない現在では異なる販促手段となっています。
新聞折込=安定志向者向販促、ポスティング=幅広い層への販促。
では新聞折込チラシは効果が無いのか、ですが決してそうではありません。指定された日に必ず配達されるのでそれでだけでも十分な強みです。
一方ポスティングは一日での配布が極めて困難な点が決定的なマイナス要素です。しかし新聞購読しない幅広い層へのアピールが可能なのでペーパーレス化の現在でも有効な販促手段となっています。同じチラシでも販促内容に合った選択が良い結果をもたらす事になります。
新聞離れが加速している反面、ポスティング(チラシ配布)の需要は依然と高いですが、インターネットやスマートフォンを中心としたWEB広告との違いについて説明します。
WEB広告→『待ちの販促』
すべてが「待ちの販促」ではありませんが、WEB広告の場合は基本的に商品に興味を持っている、購買意欲がある人が検索しながら広告を探し出していきます。ポスティングと比較すると”広告が目に触れる頻度は少ない”ですが、”購買決定の確率は高く”なります。
ポスティング(新聞折込含む)→「攻めの販促」
無作為に消費者の手に渡るチラシは目に触れる事で本来そうでない人の商品興味を高める、また興味を持っている人の購買決定に結び付ける、事になります。WEB広告と比較すると”広告が目に触れる頻度は上がり”ますが、”購買決定の確率”は下がります。
上記を参考にして、お客様の宣伝時に資料としてご活用下さい。